完了検査、施主検査が終われば、いよいよ引き渡しです。
建物の保証書や設備機器の取り扱い説明書などを受け取り、内容を確認します。
建築にかかる日数は、建築面積や工法によってさまざまですが、在来工法の木造住宅で3〜6カ月、鉄筋コンクリート造で6〜7カ月というのが一般的です。
同じ在来工法でも、建築部材をあらかじめ工場で加工するプレカット工法なら、より短い工期での建築が可能。
パネルの組み合わせで造られる2×4工法の家は、在来工法より1カ月ほど工期が短縮できるといわれています。
さらに工期が短いのがユニット工法。
居室や水回りなど、住宅の基本単位 を工場で造り、現地で組み立てる工法なので、40〜60日という短い期間で家が完成します。
欠陥のない住宅であることを証明し、住宅の資産価値を高めるためにも、第3者機関による検査を受けられることをおすすめします。
いくら信用できる施工業者でも、万が一のまちがいはあるかもしれません。
建ててしまってからでは原因を探すにも、補修するにも、一層大変な事態に陥ります。
そうならないために、設計段階、施工段階でキッチリと専門の評価機関による第3者検査を行い、性能を確かめて、安心して暮らしましょう。
ここに至るまでに、紆余曲折、長い道のりがあることでしょう。
しかし、住む者にとっては、ここが出発点です。
ここから、あなたがイメージした暮らしがはじまるのです。
家をイメージして、設計し、建てる。
それに費やした時間より遥かに長い長い時間を、その場所で過ごすことになります。
イメージすることに煮詰まっても、設計がなかなか想い通りにいかなくても、あきらめたり、投げやりになったりせずに、どうか根気よく、ゆっくりと家づくりを楽しんでください。